エデュカーレ 20191月号 no.89

【特集】

ノン・コンタクトタイム
確保のためにも、はずせない
「時間のけじめ」

  • 保育者の声・午睡中のオルゴール・
    隣の部屋の音
    気になる「音」を減らして、
    子どもと保育者の耳を
    守りたい
  • そんなときは「助けて!」って言おう 「子どもを肯定的に
    見られない」ときがある
  • 「保護者の持ち帰り」から
    「園での処分」に移行しつつ
    あるけれど
    保育者目線で考える
    「紙おむつの処分」
  • 汐見稔幸・対談 保育+α(プラスアルファ) どんなことも、小さな
    「センス・オブ・ワンダー」
    から始まる

内容 2019 1月号 no.89

  • A5判(148×210mm)
  • 84ページ
  • 年間購読料 3,500円
    (2018年度 no.85〜90)
  • 単品購入可
  • 購読・お申し込み

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特集

ノン・コンタクトタイム確保の
ためにも、はずせない
「時間のけじめ」

なかなか進まないものの、社会全体に「就業時間を守ろう」という動きがあります。保育業界でも、残業の軽減や就業時間内での休憩、事務時間確保が話題になることが増えています。子どもの生活の援助など、どうしても削れない業務はありますが、「職員の心の持ちようや努力で、記録も会議もやりながら、残業も短縮できている」というケースも。今号の特集は、「時間のけじめ」の必要性とけじめのつけ方を考える企画です。

保育

汐見稔幸’s eyes
「新指針・要領」ここに注目!! 第10回
保育と教育 ─そもそも教育とは何を指すのか、
「そして保育とは」

実践報告 ポイントは朝だった? 記録を工夫したら、
かみつく子が理解できた

かみつきが起こると、「防げないのは私の責任」と、ピリピリしてしまいがちです。かみついた子を「手のかかる子」「大変な子」と、主観的な捉え方をすると、悩んで疲れてしまいます。そこで、記録を工夫し、客観的に子どもを見つめ、保育者の連携でかみつきを減らすことができた、私たちの園での事例を紹介します。

「保護者の持ち帰り」から
「園での処分」に移行しつつあるけれど
保育者目線で考える
「紙おむつの処分」

従来は保護者が持ち帰ることが多かった使用済みの紙おむつ。衛生面、保護者の負担軽減などの理由から、昨今は園で(業者に依頼するなどして)処分するというところが増えてきました。保護者にとっては楽になったと思いますが、さて保育者にとっては? 現場の声を聞いてみました。

ふっちの保育エピソード
─おたまじゃくしに足が出た vol.10
お互いが気になって、
気になって…

G保育園の3歳児。一緒に遊びたいのにぶつかり合って、でもまた一緒に遊んで。心が揺れる2人の子どものエピソードです。

保育園・幼稚園世界の旅(3) アルゼンチンの保育園・幼稚園 ─日誌があって、そこは日本に近い

主に二つのことをテーマに、世界の保育現場を訪れています。一つは保育内容、二つ目は保育者たちがどのような働き方をしているか。今回、私が訪れたのは、有名な「イグアスの滝」からバスで8時間ほどの小さな町コリエンテス。日中は暑く、気温は35度に到達します。

そんなときは「助けて!」って言おう 「子どもを肯定的に
見られない」ときがある

子どもの言葉にイラッとしたり、ムキになったり…。保護者からのクレームがあると、その親の子どもに対して、モヤモヤしたり…。「子どもが大好きで保育者になったはずなのに、子どもを肯定的に見られない自分に気がついてがくぜんとすることがある」。そんな悩みを持つ保育者がいます。もしかしたらたくさんの保育者が、同じ悩みを抱えているのかもしれません。エデュカーレでは読者アンケートをもとに、ベテラン保育者と共に考えました。

「家で試していないから」
離乳食が始められない?
食材チェック、全部やらなくてもいいのでは

離乳食を始めるときに、保護者に家で食べた食材を教えてもらう「食材チェック表」。多くの園で活用しているようですが、「初めての食材は、園では提供できない」と、離乳食がなかなか進まない実態もあります。食材チェック表をどのように活用すればよいか、管理栄養士の林野先生に伺いました。

千葉県富津市・和光保育園での
卒園前の取り組み
保育園の中で「一番好きな
場所」を子どもが撮りました

和光保育園では、卒園前の子どもたちにカメラを手渡して、「一番好きな場所」の写真を子ども自身が撮ってきます。子どもの目には園内がどんなふうに映っているのか、とても興味深いところです。そこで、実際の写真を見せてもらい、その一部を子どもの言葉とともに紹介します。

対談

汐見稔幸・対談 保育+α(プラスアルファ)
第59回
朝起きて空の色の変化を眺めるのが、毎日面白くてしょうがない
どんなことも、小さな
「センス・オブ・ワンダー」
から始まる

レイチェル・カーソンの著した『センス・オブ・ワンダー』には、子どもと自然にまつわる示唆に富んだ珠玉の言葉がちりばめられています。それらを美しい詩的な日本語にして私たちに紹介してくれたのが、翻訳者である上遠恵子さんです。上遠さんは今年で90歳。その今も、毎日が好奇心で満ちあふれています。カーソンや『センス・オブ・ワンダー』との出会いを中心に、お話をうかがいました。

制度

なぜ4万円? なぜ研修とセット? 処遇改善という名目の
4万円問題!!

再三、エデュカーレでも取り上げてきた「保育士等(民間)のキャリアアップの仕組み・処遇改善」。15時間以上の研修を受け、技能・経験を積んだ保育士(※)について、月4万円程度の追加処遇を行う。このことについて、やっぱりおかしいという声が上がっています。実際に4万円をもらった読者の率直な意見、そしてこの制度に対する疑問に、立場の異なる2人に話し合ってもらいました。

経験年数おおむね7年以上、職務分野別リーダーを経験などの資格要件がある。

環境

保育者の声・午睡中のオルゴール・
隣の部屋の音
気になる「音」を減らして、
子どもと保育者の耳を
守りたい

子どもが話を聞けない、保育が疲れる…それって、「音」のせいかもしれません。子どもの耳の育ちを妨げない園環境にするための、「音の減らし方」を探ってみました。

「子どもにとって、この遊具は
どんな価値があるんだろう?」
遊具の価値に踏み込む
学習会 第2回

コミュニケーションの力がまだ発展途上にある0〜2歳児にとって、遊び道具は世界とつながる大切なアイテム。ボーネルンド社の協力のもと、0〜2歳児(もっとも遊具が有用な時期)の遊び道具の機能や価値について、学ぶ機会を作りました。今回は、9月に行った学習会の後半レポートをお届けします。

文章・本

もうちょっと!
うまく書きたいクラスだより(21)
会話の場面を想像できる
1行をプラス

今回の例文は、散歩の会話が楽しい4歳児のクラスだよりです。とてもよく書けていますが、カギかっこがつながって、あいまいで読みにくくなっています。会話に1行プラスしてみてください。読みやすく、内容もぐっと豊かになります。

書籍紹介 Pick-a-book! 子どもが著者にお願いの
手紙を書きました!

コミック・エッセイ

保育園、神でした!! その10 いろんなことが見えてくる

今なら話せる…
男性保育士モヤドロ体験記
第16弾
おむつ交換をめぐって、
園長は

増えてきたとはいえ、まだまだ少数派の男性保育者。女性の同僚や保護者のママたちに囲まれて、男性ならではの、モヤモヤした思い、ドロドロした体験をすることも少なくありません…。

昌平と母ちゃんの寄り道、道草、回り道 
第10回
待つって大変、親って大変

「自分で困って考える」。ももの木保育園で培った精神で小学生になった昌平くん。宿題を忘れてもへっちゃらで、母ちゃんをハラハラさせていましたが、ついにやってきた「困った状態」。漢字の壁に立ち向かい、ただ今、奮闘中です。

追跡! 保育者の昼ごはん PART5 ぽかぽか陽気と、
かぞくじかん

「先生たち、いつ、どんなお昼を食べてるんだろう? 休憩時間どうしているのかなあ」。今回は、児童養護施設にお邪魔し、家庭のように子どもを見守る保育者のランチを見せていただきました。

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