特集
エデュカーレ創刊20周年企画
汐見稔幸編集長特別講義
保育、その先へ…
これから何をするべきか
エデュカーレは、創刊20周年を迎えました。これまで読者のみなさんに支えていただき、本当にありがとうございます。みなさんからさまざまな評価や要望を届けていただきながら、できるだけ現場に密着した記事をつくろうと努力してきました。それは変わらずに続けていきたいと思っています。今回は20周年記念ということで、これから先、保育という仕事を担っている人たちは何をしていけばいいんだろうということを、読者のみなさんと語り合う気持ちで、お伝えしたいと思います。それぞれの園でもわいわい議論をして、ぜひその声をエデュカーレにも届けてください。この特集が、そんなきっかけになればうれしいです。
保育
Shiomi’s eyes「保育のスピリット」
番外編
写真家、宮原洋一さんのこと
寄稿
撮影に訪れていた宮原さんに想う
見ること、見られること
「触っちゃダメ」って言いすぎてない?
保育の中の“フィジカル
コンタクト”を問い直す
ここ数年のコロナ禍では、感染予防のため、保育の中でも身体接触が制限されてきました。また、性教育の大切さが周知され、体に触れること、そのものに対する意識が変化してきたようにも感じます。身体接触が制限されることで、子どもの育ちに影響はないのでしょうか? 保育現場の声を元に、保育の中での身体接触(フィジカルコンタクト※)について研究者に伺いました。
スキンシップは日本独自の表現。英語では
physical contact(フィジカルコンタクト)。
「厳しくしつけて」と
保護者に言われることもあるけれど
今の時代に合った
「しつけ」を考える
あなたはふだん保育の場で「しつけ」を意識していますか? 小さいうちが肝心、ちゃんとしつけなきゃ、と考える人もいれば、しつけという言葉に抵抗を感じる人も。「しつけ」は時代遅れなのか? 今の保育・子育てに合うしつけとは? 子ども主体の保育とどう両立させればいい? オンラインで自由に話し合ってみました。
そのシュールさにはどんな意味が?
1・2歳児のごっこ遊びが
オモシロイぞ!
突然始まって、突然終わる。毎日「ゾンビごっこ」が展開する。家庭生活を暴露するごっこ遊びが躊躇(ちゅうちょ)なく再現される…。大人の道理が通用しないこんな1・2歳児のごっこ遊び。きっと今日も、全国の園でシュールなごっこ遊びが展開していることでしょう。保育園にお邪魔してそのオモシロさを堪能しつつ、先生たちの関わり方、考え方を伺いました。
投稿
空港見学がきっかけで
平和について、教えもしない
のに語り合う子どもたち
対談
汐見稔幸・対談 保育+α(プラスアルファ)
第90回
動物は慣らしちゃいけない。
彼らには彼らの尊厳がある
動物が先生だって思ってきた。
保育も、子どもが先生だと
思ったら、いろんなこと
教えてくれるんじゃないかな
あべ弘士さんの描く動物たちは、ときにはユーモラスに、ときには鋭いまなざしで、見る人に生き生きと語りかけてくる特別な魅力があります。それもそのはず、北海道の旭山動物園で25年間、飼育員として動物たちと濃密な時間を共にし、動物を知り尽くしてきたからこそ。その人物像に迫るべく、旭川に住むあべさんを汐見編集長が訪ねました。
支援
いないとき、ヒヤリ
子どもの無断欠席
うちの園では
送迎バスや家族が運転していた車内に子どもが取り残された事故がありました。予定時刻を過ぎても登園していない子や、連絡なしに休む子がいた場合、園ではどのような対応をしているでしょうか? 取り組みを伺いました。
最終的には園長が動く
「もしかして虐待?」
と思ったら
虐待が疑われる場合、園にはしかるべき機関に通告する義務があります。とはいえ、通告すべきなのか迷うこともあると思います。どのように判断し、どのように対応すべきなのでしょうか。みなさんは、どうしていますか。
飲み薬、ぬり薬、
いろんな要望があるものの
どんな薬を、どんな基準で
預かっている?
基本的に薬は預からないという園が多いですが、保護者からの要望もあり、預かっている事例も少なくありません。どんな薬をどんな基準で預かっているか、トラブルの事例など、モニターの声を集めました。
健康
頸椎から肩、背骨がガチガチの
赤ちゃんが増えている!?
首すわり前の
縦抱き抱っこの危険性
新生児期から使えるという縦抱き用抱っこひもの利用は危険だ、という声があがっています。頭の重さを支えられず、体が緊張して力が抜けない、哺乳や嚥下(えんげ)、呼吸がうまくいかない、視覚機能が低下するなど、気になる症状が出ているという意見も。これまであまり注目されなかった、赤ちゃんの体の変化について、二人の専門家に話を聞きました。
災害
能登半島地震、子どもたちはいま
被災で見えた
園の存在意義と役割
2024年1月1日に発生した能登半島地震は、最大で震度7の揺れを観測。石川県の奥能登地域は甚大な被害を受けました。被災した子どもたちは? 園は? いまどうしているのでしょう。被害の大きかった穴水町の平和こども園を訪ねました。(取材日:2024年2月20日)