エデュカーレ

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創作活動の意義

万年筆のケースを手作りしました。
こんな感じで。

手作り布製ペンケース

ボディのフェルトは万が一、インク漏れをしても目立たない濃紺に。

縫い合わせには、彩りのいいチロリアンテープを。

お尻の部分には、穴の処理のために小さいボンボンを配置。

 

最近、つくづく思っているのですが、
身の回りにある人工物は、
すべて人の手によって「デザイン」されたものだということ。
小さな箱から大きな建物まで、
すべて、オールデザイン処理されている。
より使い勝手が良く、人を引きつける印象となるように。

雑誌の文章とても、みなさんの目にとまるときには、
デザイナーさんが句読点の位置まで決めています。
ちょっとしたお知らせのチラシだって、
作り手のデザインセンスが問われますよね。

翻って、園で行う造形活動。
その目的は、
「楽しい時間を友達と過ごす」
「感性を豊かにする」
「巧緻性を高める」
などなど。
それにプラスアα、
私は、「将来の経済活動に繋がっている」ことを最近になって意識しました。

お金の絡む話は、ピュアな保育者さんからはドン引きされそうなんだけど、
どんな仕事に就くとしても、デザイン力は必要になる。
農家なら、作った野菜にどういうラベルをつけるか、
営業職なら、ごひいきさんへ宛の文書をどう作るか、
コンビニで働くなら、どんなポップを作るか、
園の先生になったらば⋯⋯どうでしょうか?

安藤寿康先生の双子の研究では、「創造力」(デザイン力に通づる)は、
後天的影響が大きいことがわかっています。
となれば、ふんだんに芸術活動を行う園での影響はかなりあると
思うのですね。

かくいう私も母が幼稚園教諭で、
描画活動に関して、個人的にかなり刺激を受けて幼少時代を過ごし、
私がイラストレータの道に進んだのは、母の影響がでかい、と自認してます。

私たちは、デザインに囲まれて生きている。
それはつまり、デザイン力がほとんどの経済的営みに関係しているということ。
そして園で行う造形活動が、とても大切な経験になっているということ。
そんなことをつらつらと考えています。

まあ、万年筆ケースは、売らない限り「自己満足」の世界ですが⋯。

念のため、製作メモを残しておきますよ!

 

(クリックで拡大表示されます)
ペンケースの型紙
実は、作りたくて作ったわけではなく、思ったようなものが売ってなかったから。
チロリアンテープは、両サイドを手縫いしてあります。

ケースのトップ

トップはR形に。

ケースのボトム
ボンボンを縫い付けたボトム部分。
周囲を「適当」に縫い付けてます。
デザイン力はまあまあなのですが、縫製技術がないのが課題ですね⋯。
(材料、50センチ以上でしか売ってくれませんでした。
これ一本だけの材料費なら、百円ちょっとじゃないかな?)


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