エデュカーレ 20189月号 no.87

【特集】

「集まり」の時間をもち、
子どもと話し合い、振り返る
あしたにつながる
保育、
二つの園の
取り組み

  • 翻訳者・解説者と一緒に 『3000万語の格差』読書会
  • 統合保育の園「ひかりっこ」の
    保護者からの投稿&ルポ
    いろんな子たちが
    交ざり合って、
    毎日を過ごしています
  • 保育を変えたら、いつの間にか 退職者が数十人→
    数人へと激減!
  • 汐見稔幸・対談 保育+α(プラスアルファ) フリースクールは、
    いろんな子が
    力を発揮して
    輝ける場所

内容 2018 9月号 no.87

  • A5判(148×210mm)
  • 84ページ
  • 年間購読料 3,500円
    (2018年度 no.85〜90)
  • 単品購入可
  • 購読・お申し込み

SAMPLE PAGE(画像クリックで拡大・1ページ表示)

特集

「集まり」の時間をもち、
子どもと話し合い、振り返る
あしたにつながる保育、
二つの園の取り組み

こんなことが楽しかった。うれしかった。今はこれがすごく好き。そんな気持ちを言葉にして、みんなの前で発表することで、子ども同士は多くのことを共有し、互いに影響を受けます。そして、明日はこんなことをしたいという期待をもち、日々の暮らしをつなげていきます。毎日、保育者と子どもが集まって「振り返りの時間」をもっている二つの園を取材しました。

保育

汐見稔幸’s eyes
「新指針・要領」ここに注目!! 第8回
どうして数量や図形、
標識や文字、なの?
─この目標も、ネット社会だからこそ

幼保・公私の垣根を越えて、
保育の質向上を図る
東京都墨田区発
「子ども主体の協同的な学び
プロジェクト」

東京都の墨田区では、墨田区版「子ども・子育て会議」(※)の中で、公立・私立、幼稚園、保育園の枠組みを超え、地域の保育全体の質向上を目指すプロジェクトが行われています。これは、それぞれ歴史や教育理念が異なる園が、同じテーマで1年間を通して保育実践を行い、公開保育や合同発表会を行うことで、他園の取り組みを理解し、お互いの保育の質を高め合うことを目的としたもの。今年で4年目を迎えたこの取り組みについてご紹介します。

2015年に施行された「子ども・子育て支援新制度」では、市区町村が地方版「子ども・子育て会議」を置くことが努力義務とされた。墨田区では、子育て当事者も委員に加わり、墨田区版「子ども・子育て会議」が発足し、子どもに関するさまざまな課題に取り組んでいる。

保育園・幼稚園世界の旅(1) メキシコシティの保育園 ─音楽やアートは、専門の先生が

主に、二つのことをテーマに、世界の保育現場を訪れています。一つは保育内容、二つ目はどのような働き方をしているのか。カナダから始まりアメリカを経て、メキシコへ。これから下に降りてエルサルバドル、ボンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマに行く予定です。1カ国1園のペースで見て歩き、特に印象に残った園を紹介していきます。

ふっちの保育エピソード
─おたまじゃくしに足が出た vol.9
私がママ。
私の大切なアーちゃん。

今回も4月開園のG保育園。2歳児サチカと人形とのエピソードです。

統合保育の園「ひかりっこ」の
保護者からの投稿&ルポ
いろんな子たちが交ざり合って、毎日を過ごしています

愛知県刈谷市にある「統合保育」の園の保護者から、編集部宛てに長い手紙が届きました。障がいのある子どもやその家族と一緒の園生活で感じたのは、彼らは弱者として支援を受けるばかりの存在ではなく、こちらが支えられることのほうが多かった、と語ります。多様な子どもたちが共に育つことの意味を、改めて考えてみたいと思います。

粘土は、子どもがダイレクトに
「思い」を表現できる素材
もっと楽しみたい粘土遊び

皆さんの園では、普段、粘土でどんな遊び方をしていますか? どの園にもあって、当たり前のように遊んでいる粘土。ともすると、その遊びの良さや楽しさを理解しないままに、子どもたちに遊びを任せてしまってはいないでしょうか。改めて、粘土遊びの魅力や楽しみ方を知るために、以前陶芸家をされていた保育研究者にお話を伺いました。

対談

汐見稔幸・対談 保育+α(プラスアルファ)
第57回
世の中から、不登校とか登校拒否という
言葉をなくしたい
フリースクールは、いろんな
子が力を発揮して輝ける場所

ご自身の子育て経験から、学校以外の場所でも子どもは育つことができると、子どもの居場所づくりに長年取り組んできた奥地圭子さん。子どもの立場から教育をとらえたら、もっと多様な選択肢があったほうがいいという信念のもと、多様な活動を続けています。不登校の子どもの支援を始めたきっかけや、フリースクールの現状などについて、お話をうかがいました。

職場ほか

あなたの職場では使ってる? 「仕事でのLINE使用」賛否両論

プライベートではもちろん、仕事でも活用している人が多いLINE。保育の現場ではどうなのでしょうか? 職場での使い方、メリット・デメリットなど、保育者のホンネをズバリ聞きました。

日誌を書くのは休憩? 「休憩時間」保育者のリアル

幼稚園や保育園などの昼休み、保育者はひと息ついて、リフレッシュすることができているのでしょうか? 休憩時間をどこでどう過ごしているか、モニターの皆さんに聞きました。

保育を変えたら、いつの間にか 退職者が数十人→
数人へと激減!

年間数十人単位で保育者が辞めていた、認定こども園さくら。それが最近では辞める人は、数名程度と激減しました。保育者が辞めなくなったのはなぜなのか、園長の堀昌浩さんにお話しいただきました。

本・文章・用語

翻訳者・解説者と一緒に 『3000万語の格差』読書会

「子どもに対し、言葉がけの多い家庭とそうでない家庭では、3歳までに子どもが受ける言葉の数に3000万語(※)の差が生じる。そして、それが“子どもの将来の学びの到達点”に影響を及ぼす」。このアメリカの研究データを中心に、子どもへの関わり方を紹介した翻訳本、『3000万語の格差』が刊行されています。この本を素材に、エデュカーレで初の読書会を開催。今回は、翻訳者の掛札逸美先生、解説を書いた高山静子先生にもおいでいただき、現役の保育者と合わせ、約40人で考えました。読書会から、主に「チューン・イン」(子どもに注意とからだを向ける)のやりとりに絞り、その一部を紹介いたします。

3000万語というのは言葉の種類ではなく、シンプルな単語数。「花」と3回言ったら、1語ではなく3語とカウント。

もうちょっと!
うまく書きたいクラスだより(19)
「いつ」「どこで」「誰が」
「何を」しているか
伝わっていますか?

保育士1年生の新人さんがクラスだよりを送ってくれました。まだ書き慣れないのでしょう。「いつ」「どこで」「誰が」「何を」しているのかあいまいです。だから、読んでいるといろんな質問が湧いてきます。もう少し基本的な情報を書き足しましょう。

保育用語講座 What’s「保育園落選ねらい」?

エッセイ

今なら話せる…
男性保育士モヤドロ体験記
第14弾
「好き」を原動力に…

増えてきたとはいえ、まだまだ少数派の男性保育者。女性の同僚や保護者のママたちに囲まれて、男性ならではの、モヤモヤした思い、ドロドロした体験をすることも少なくありません…。

昌平と母ちゃんの寄り道、道草、回り道 
第8回
子どもといる時間

子どもとの生活は、大人の思いどおりにはいきません。理解不能な発言やびっくりするようなできごとに振り回されっぱなしの毎日です。でも、ふと立ち止まったとき、母ちゃんが気づいたこと、それは…。

追跡! 保育者の昼ごはん PART3 移動式? 簡単ホッとタイム

「先生たち、いつ、どんなお昼を食べてるんだろう? 休憩時間どうしているのかなぁ」。今回は、親の介護との両立のため、保育補助として働いている保育士のお昼です。

読者・お知らせほか

エデュカーレ読者のひろば

2018年 第10回 エデュカーレ読者交流会 in 清里 開催報告

次号予告・お知らせ